アートと社会3 研究空間・集う場とは?ー様々な事例から場所づくりについて考える


混迷する政治状況や大きなお金の流れのある社会の中で芸術を続けていこうとする時、個人では太刀打ちできないことがあり、身の回りの小さなことから大きな問題まで、語ったり、過去のことを知ったり、一緒にご飯を食べたり、世代や派閥を越えて集える場所が必要になることがあります。韓国で研究空間スユ+ノモを立ち上げた李氏、大阪で自宅カフェ太陽や自主的な学びの場であるコモンズ大学を運営する経験を持つ渡邊氏をお招きし、お二人の活動を知ることから日々をどうにか乗り切っていくための場所づくりについて考えます。

日時:2月1日(日)
18:00〜20:00(開場17:30)入場無料

場所: KIYOKO SAKATA studio
ゲスト:李珍景(スユノモN研究員)
    渡邊太(社会学者)


李珍景
<研究空間スユ+ノモ>という知識-共同体を作って活動し、今はそれの分化した共同体の一つである<スユノモN>で活動している。ソウル科学技術大学で哲学と文化・芸術論を教えている。<ノマディズム>、<コミューン主義>、<不穏なものたちの存在論>などの著書がある。

渡邊太
1974年大阪生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。2012年から大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科専任講師。専門は文化研究・宗教社会学。『現代社会を学ぶ―社会の再想像=再創造のために―』(共著、ミネルヴァ書房、2014年)などの著書がある。

主催 sima art labo
支援 沖縄県、(公財)沖縄県文化振興会
平成26年度 沖縄文化活性化・創造発信支援事業

問い合わせ先 sima art labo事務局
Mail:simaartlabo@gmail.com